菓子店舗詳細

店舗情報

山田屋製菓

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 松阪市内の嬉野で大正時代より約100年の歴史を有する和洋菓子の老舗。昔ながらの製法で作られている「うれしの最中」や「嬉野ようかん」といった和菓子に加え、バームクーヘンや大納言カステラ、マドレーヌなどの洋菓子も販売しています。お店の近くには『Y’sカフェレスト』という喫茶店もあり、お好きなケーキとコーヒーもしくは紅茶のセットで630円~お楽しみいただけます。
業種
和洋菓子
店舗名
山田屋製菓(やまだやせいか)
所在地
〒515-2321三重県松阪市嬉野中川町1050-9
電話番号
0598-42-1124
販売責任者
本多 孝雄

商品情報(1)

こだわりの逸品

びわの葉入りロールケーキ

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 地元・嬉野の島田地区で生産されている、びわの葉を粉末状にして生地に練り込んだロールケーキで、餡とバタークリームと生クリームの3種類をご用意しています。びわの葉は近くにある粉のメーカーさんにお願いして、乾燥したものを粉末状にしてもらっています。また卵は鈴鹿産のものを使っています。(1個130円~)1個(本)あたりのお値段:130円(税込)

こだわりの技

 びわの葉パウダーは、生地づくりの早い段階で入れてしまうと沈澱してしまうので最終段階で入れるようにしています。また、びわの葉を入れ過ぎると生地が固くなってしまうことから、配合には注意しています。加えて、焼き加減につきましてもあまり焼き過ぎないよう注意を払うとともに、季節によって若干焼き時間等を変えています。

商品開発ストーリー

 島田地区のびわは7月に地元で行われる「兄弟(おとと)市」でのみ販売されるのですが、地域おこしの一環で昔から島田地区を代表する特産物であるびわを使って何かできないものかということになり、地元の支援を受けて開発に着手しました。
 びわの実は1年中採れるものではないことから葉っぱを使うことにしたのですが、びわは別名「やくおう樹」といわれ、お釈迦様がびわの葉を薬用として用いていたという伝えもあるぐらいですので、健康志向の方にも喜ばれるお菓子ではないかと考えています。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 その日に作ったものをその日のうちに食べていただく、ということをモットーに日々お菓子づくりに取り組んでいます。また、ここ嬉野にはさまざまな素晴らしい特産物があるので、お菓子とともにそういった商品をアピールしていくことで地域の活性化に役立てたらと考えています。

お客様からの声(評価)

 地元以外ではよく各地で行われる物産展で販売しているのですが、やはりびわの葉を使ったお菓子ということで最初は珍しがって買われていく方が多いです。地元の商工会からインターネット販売の話も来ているのですが、なにぶん手作業による少量生産なことに加え、日数が経つとどうしても食感が損なわれてしまうことから、現在は限定販売のようなかたちをとっています。

安全性について

 基本的に防腐剤や着色料といったものは使用していません。加えて材料はなるべく地元のものを使うように心がけています。さらに安全面もさることながらできるだけ美味しく召し上がっていただきたいので、お客さまにはなるべく早く食べていただくようにお願いしています。

おすすめの菓子店のご紹介

 津市内にある「ボンマルシェ」さんという洋菓子屋さんと「ミラボー 一心堂」さんという和洋菓子店です。ボンマルシェさんは地元・榊原温泉の女将の会も推奨しているお店で、一心堂さんはケーキが200円台からという品揃えで人気のお店です。