菓子店舗詳細

店舗情報

銘菓創庵 新月

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 「四季を彩る創作和菓子」をコンセプトに、地元・津市産の素材にこだわった季節を感じる和菓子づくりで評判のお店です。厳選した素材ときめ細かな手作業によって創業以来60余年の伝統を守り続ける一方で、若い世代の人たちが和菓子をもっと身近に感じられるようにと、見た目もかわいい新作和菓子づくりにも積極的に取り組んでいます。
業種
和洋菓子
店舗名
銘菓創庵 新月(めいかそうあん しんげつ)
所在地
〒514-0831三重県津市本町6-8
電話番号
059-227-8846
ファックス番号
059-228-6457
販売責任者
川嶋 伸介
公式HPなど
ホームページ

商品情報(1)

こだわりの逸品

月下美人

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 北海道産の厳選した大手亡豆の自家製餡を、上質なホワイトチョコレートで包み込んだ一口サイズのお菓子です。白餡・抹茶餡・ミルク餡の3種類をご用意しています。ホワイトチョコレートに関しましては、餡にコーティングしやすいものを選んで使用しています。また抹茶は風味や色合いにこだわって「丸久小山園」さんという宇治の老舗から仕入れています。一方、ミルク餡にはコンデンスミルクを使用しているのですが、甘くなり過ぎないよう配合に工夫を凝らしています。(1個65円~)1個(本)あたりのお値段:65円(税込)

こだわりの技

 よくお饅頭などに使われている“並餡”よりも水分を飛ばした“火取餡”を1つひとつ手作業で丸めましてオーブンで焼きます。その後、ホワイトチョコレートをコーティングするのですが、チョコレートの温度によってツヤが違ってきますので温度管理には細心の注意を払って作業しています。

商品開発ストーリー

 もともと当店は川嶋製菓という名前で商売をやっていたのですが、二代目である父の代になって新月という看板を掲げました。その際に、和洋折衷のどこにもない商品を作ろうということで、この「月下美人」を考案したそうです。当初は白餡のものだけだったのですが、私が修行から帰ってきた25歳のときバリエーションを増やそうと思い抹茶とミルクの商品を考案しました。

商品情報(2)

こだわりの逸品

しんげつ

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 北海道の契約農家さんから仕入れているミネラル分豊富な小豆を使い炊き上げた粒餡、そして京都宇治抹茶と自家製かの子豆を練り込んだ抹茶餡、それぞれの餡を新鮮な卵を使ったふわふわ生地でサンドした蒸しカステラです。(1個140円~)1個(本)あたりのお値段:140円(税込)

こだわりの技

 外気の温度によって卵の泡立ちやキメのこまかさが違ってきますので、やはり温度管理には注意をしています。また卵を泡立てる際は、卵の状態が安定するよう白身と黄身を別々に作業しています。また、できるだけふわっとしたソフトな食感を出すために餡もやわらかめにしています。さらに見た目の美しさにもこだわって、生地の色の出し方も工夫しています

商品開発ストーリー

 自分のお店の名前を使って、ボリュームがありお手頃な値段のお菓子を作ろうと思って10年ぐらい前に開発した商品です。粒餡と抹茶餡の定番商品以外にも季節限定で、春は桜をイメージしたピンク色のこし餡ベースのもの、夏は生地に抹茶を混ぜて涼しげな水色にしたもの、そして秋から冬にかけては餡にすりおろした柿と刻んだ干し柿を混ぜたものをそれぞれ販売しています。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 私がお菓子づくりに興味をもったのは、上生菓子の美しさに魅了されたことがきっかけでした。この日本の伝統的な技術を身につけたくて学校に入り、さらには修業先でコンテストに応募したりしたなかで、さらにその奥深さを知った次第です。やはりお菓子を通してお客さまの想像をかき立て、四季折々の季節を感じていただけたらうれしいです。特に上生菓子はお菓子そのものと商品名によって成り立つものですので、季語や歳時記を参考にするなどして1つひとつのネーミングも大切にしています。
 また津には田んぼや畑もたくさんありますし、近年では地元の農業と私たち小売業との交流を深めて地域の活性化につなげようという動きもあります。そうしたなかで、いままで知らなかった地元産の農作物も多く知ることができましたので、将来のお菓子づくりにぜひ活かしていきたいと考えています。

お客様からの声(評価)

 おかげさまで固定客の方も多く、商品を名指しでお買いに来られることが多々あります。また地元のサイトでネット販売も行っているのですが、故郷のお菓子ということで津出身の方がよくお求めになられているようです。

安全性について

 いつも心がけているのは、素材は国産のものを使うということと余分な添加物は入れないということです。特に素材に関しましてはできる限り地元産のものを使うようにしています。
 また最近のお客さまは日持ちする商品を希望されることが多いのですが、やはりお菓子本来の美味しさを味わっていただくために、当店ではあえて賞味期限も短めに設定しています。お客さまのニーズに応えることももちろん商売上大切なのでしょうが、やはり味が落ちてしまうこと、加えてお菓子づくりをずっと続けていこうと思ったら自分なりのこだわりをもってやっていかないといけないと思い、この姿勢は貫いています。加えて、万が一なにかしら商品に不具合があった場合は、商品を送り返していただければ原因をすぐに調べて善処させていただきますという旨を記した「品質責任票」をお客さまにお渡ししています。

おすすめの菓子店のご紹介

 明治43年創業の和洋菓子店「とね菓子館」さんと、大正2年創業の和菓子店「平治煎餅」さんですね。ともに津の活性化のために常時お菓子づくりの情報交換をしている仲間です。