店舗情報
伊勢鈴鹿白子の里 久住屋菓舗
▼直営店舗
【白子駅西店】〒510-0241 三重県鈴鹿市白子駅前21-10 TEL:0593-86-1288
【稲生】〒510-0204 三重県鈴鹿市稲生西3丁目13-29 TEL:0593-88-2028
商品情報(1)
こだわりの逸品
大はら木
手焼きしたやわらかいお煎餅状の皮に北海道産の小豆から作った自家製の粒餡を挟んだもので、賞味期限は1週間と日持ちもすることからお土産としても人気の商品です。砂糖に関しましては通常お菓子づくりでよく使われている上白糖に白双(はくざら)を50:50でブレンドしたものを使っています。近年ではこし餡と求肥を使ったもの(1個90円~)と鈴鹿抹茶を皮に練り込んだ粒餡もの(1個85円~)も販売しています。
※こし餡と抹茶は限定生産のため要予約。1個(本)あたりのお値段:80円(税込)
こだわりの技
鉄板の上で皮を焼き、餡を乗せて1つひとつを手作業で作っていきます。製造上の工夫としましては砂糖に白双を入れることで甘すぎず、コクのある甘みを醸し出すようにしています。
商品開発ストーリー
当店では二代目のころからの商品です。もともと「大はら木」自体は200年の歴史があるといわれているのですが、ルーツは京洛北の大原の里の少女が薪などを売りに出かける際、頭に乗せていた“妻木”にちなんだもので、形もその妻木に似せてあると伝わっています。それを白子山子安観音寺の桜の名所で売り出したところ白子の名産として各地からお買いになられる方が増え、いつしか商品化されるようになったようです。
こし餡のものに関しましては、お客さまからこし餡のものを作ってほしいという要望があり、作り始めたのがきっかけです。ただ、こし餡だけだと食感にインパクトがないのではと考え、求肥を加えることでモチモチ感を出しています。さらに抹茶のものにつきましては、地域ブランドとして“鈴鹿抹茶”を売り出すにあたってこの抹茶を使ったお菓子を地元の各店で作ろうということになり、抹茶と粒餡は味の相性がいいことから試作品を作ったところ結構美味しかったので2011年に商品化しました。
商品情報(2)
こだわりの逸品
柿っ子
長野県産の干し柿のなかに求肥と白餡を詰めたものを、液状の羊羹ともち米を粉状にした“いらこ”でコーティングしたお菓子です。干し柿は長野県の提携農家から直接仕入れています。また素材に羊羹を加えることで、色あいと風味の両方にアクセントをつけています(1個240円~)1個(本)あたりのお値段:240円(税込)
こだわりの技
干し柿は瞬間冷凍で保存したものを、作るときに解凍して使っています。工程としましてはまず種だけを取り、次に餡を詰めていったん冷凍します。その後、ぐつぐつ煮たてた液状の羊羹を干し柿にからめて作るのですが、冷凍したものをなかに入れることから羊羹がすぐに固くなってしまうので、その都度温め直して作業しています。すべて手作業ですので製造する際は、何人かのスタッフで一斉に作業します。
商品開発ストーリー
40年ぐらい前に東京の百貨店で干し柿を使ったお菓子を見て、自分でも何か作れないだろうかと思ったのがきっかけです。干し柿の仕入れ先につきましては、いろいろと探したところ同業仲間の知り合いが長野で干し柿づくりをしていると紹介されまして、直接お邪魔して提携を結びました。
オリジナルテーマ
お菓子に対する思い
心を込めて日本の四季を生菓子で表現しています。昔は四季折々なにか行事があれば和菓子を食べ、まさに生活のなかに和菓子がありました。しかし、最近では和菓子離れが進んでいて、あまり口にしないと聞きます。和菓子には健康にも良い豆がふんだんに使われていますので、ぜひ現代のお子さんたちにも親しんでもらえるようこれからも努力していきたいと思っています。
お客様からの声(評価)
コレクト便で地方発送にも対応しているのですが、お土産やご進物として一度召し上がられた方が、美味しかったからといって注文してくることがよくございます。あとは毎年お中元やお歳暮には、毎年必ず当店のお菓子を送るというお客さまも多くいらっしゃいます。また大はら木は鈴鹿市内の何店かで作られているのですが、抹茶のものは当店だけなのでちょっと変わった大はら木ということでお客さまからの評判もいいです。
安全性について
基本的には材料は国産のものを使うようにしています。また商品の品質を保証するという意味で、お菓子本来の持ち味を損なうことなく召し上がっていただくために、できるだけお早めにお召し上がりくださいということと、万一不行き届きがあった場合はお手数ですが本票を添えご郵送くださいという旨を記したしおりをつけています。
おすすめの菓子店のご紹介
鈴鹿市内の「松美堂」さんです。酒まんが特に有名なお店で「柿っ子」の干し柿を仕入れる際、紹介してくださったのもこの松美堂さんです。